トム・クルーズ(60歳)が再び空を飛ぶ日が近いかもしれない。
ザ・ハリウッド・レポーターの報道によると、映画「トップガン マーベリック」の大成功を受け、パラマウントではシリーズ第3弾に向けた動きがあるという。
同メディアによると、ヒットシリーズの3作目には「トップガン マーベリック」でおなじみの面々が登場する可能性があり、共同脚本家のエーレン・クルーガーが脚本を執筆していると報じられている。また、情報筋がザ・ハリウッド・レポーターに語ったところによると、2作目を監督したジョー・コシンスキーも再び監督に抜擢されているとのこと。
「トップガン マーベリック」の複数のスターが、第3弾の話があることを以前に認めている。同作でブラッドリー・ルースター・ブラッドショー中尉を演じたマイルズ・テラー(35歳)は2022年7月、トム・クルーズと次回作の可能性について「何度か会話をしていた。」と明かしている。しかし、彼は当時、「すべてはトム次第だ。」と述べている。
ジェイク・ハングマン・セレシン中尉を演じたグレン・パウエル(35歳)は、「メンズ・ヘルス」誌のインタビューで、撮影現場でトム・クルーズとどのように絆を深めたかを明かしている。
パウエルは当時をこう振り返った。「私たちは出来上がった映画を見て、彼が似ている俳優の話をしたり、体の姿勢がどうだったかを話したりしました。彼はこう言いました。”君は人を傷つけたりしないし、人を大切にするし、謝る必要がなくても謝る。君の目を見ればわかるよ”ってね。」
グレン・パウエルは、2022年8月にこう語っている。
「トム次第だよ。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー次第だ。でも、もしミラマー海軍航空基地に呼び戻されたら、僕はそこに行くよ。」
映画「トップガン」にはヴァル・キルマー(64歳)もアイスマン役で出演しており、彼はミラマー海軍航空基地の訓練学校ではマーヴェリックのライバルという位置付けだった。
映画「トップガン」(1986)より 引用元:AFLO
そんな彼は咽頭癌と診断される中、「トップガン マーベリック」にも少し出演している。アメリカ海軍の最高司令官として、最難関のミッションのためにマーヴェリックを呼び戻す役どころとして再登場している。
短いシーンでアイスマン役を再演したヴァル・キルマーは、2015年から病気と闘っていた。
トム・クルーズはトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演し、ヴァル・キルマーと再会できた喜びを熱く語った。
「すごくグッときたよ。ヴァルのことは何十年も前から知っていますが、その彼がこの映画に戻ってきて、あのキャラクターを演じてくれたんだ。彼はとてもたくましい俳優で、即座にまたあのキャラクターになりきってくれた。まさにアイスマンだったよ。」と2023年2月にこう語った。
トム・クルーズは、司会のジミーから「思わす泣いてしまたんじゃないですか?」と聞かれると、「ああ、もちろん泣いたよ。感情的になったんだ。こみ上げるものがあったんだ。彼はとても素晴らしい俳優で、彼の作品が大好きなんだ。」と語った。
トム・クルーズがヴァル・キルマーとの信じられないほど危険なスタント、ミッション・インポッシブルとトップガンについて語る! ※設定→字幕→自動翻訳→日本語
トム・クルーズは「ミッション・インポッシブル」の新作2本に取り組んでいること、オスカー候補者の昼食会に出席し、皆が彼に会うのをとても楽しみにしていたこと、 パンデミックの中、「トップガン:マーベリック」を2年間封印したこと、実際にお金を払って映画を観に行ったこと、写真撮影やサインをしたこと、ロンドンで地下鉄に乗ったこと、『ミッション:インポッシブル/デッド・リコニング Part1』の舞台裏映像を公開したこと、彼の非常識なバイクスタント、ヴァル・キルマーとの仕事、いつまで危険なスタントをするつもりなのか、危険なことをした時の母親の反応、そして彼はたくさんの “あなたなら “という質問に答えた。
トム・クルーズは最近、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーと契約を結び、同社のために映画の主演と製作を行うと述べた。
しかし、契約は非独占的であるため、彼は他のプロジェクトに出演することができる。
現在、トム・クルーズは2025年公開予定の「ミッション:インポッシブル8」の製作中であるため、 「トップガン3」 の製作には時間がかかるかもしれない。
映画「トップガン マーベリック」は、親作品から30年以上を経て公開され、トム・クルーズが次世代の海軍パイロットと出会う中で、彼のキャラクターが戻ってきた。
映画『トップガン マーヴェリック』ファイナル予告
この映画は、トム・クルーズの演じるピート・マーベリック・ミッチェル少佐が、新たな空軍パイロットたち(テラーとパウエルのキャラクターを含む)を指導するためにトップガン(アメリカ海軍の戦闘機搭乗員養成機関)に戻る姿を描いた作品で、公開後に数々の記録を打ち立てた。
2022年5月の公開以来、全世界で約15億ドル(約2,190億円)を稼ぎ出し、全米で歴代5位、世界では歴代12位の興行収入を記録している。
映画「トップガン マーベリック」に出演した時のトム・クルーズ 引用元:Paramount Pictures
トム・クルーズにとって現在までに最も稼いだ映画でもあり、アカデミー賞では6部門にノミネートされ、最終的に音響賞を受賞した。また、パラマウント・ピクチャーズの日本映画歴代1位、スカイダンス・メディア歴代1位にも輝いた。
スカイダンス・メディア
スカイダンス・メディア(Skydance Media, LLC)、旧称 スカイダンス・プロダクションズ(Skydance Productions)は、カリフォルニア州サンタモニカ空港内に本部を置く映画製作会社である。
「ウィキペディア」より引用
2006年、デヴィッド・エリソンによって設立された。2012年にパラマウント映画と共同出資契約を結んだ。2016年、社名をスカイダンス・メディアに改称。2017年にアニメーション部門を設立し、2019年には、元ピクサーのジョン・ラセターがトップに就任した。
近年はパラマウントだけでなく、Netflixとも組んで映画製作を行っている。
COVID-19パンデミック後のこの映画の大ヒットはハリウッドを騒然とさせ、スティーブン・スピルバーグ(76歳)はアカデミー賞候補者の昼食会の席で、トム・クルーズに「この映画で君はハリウッドの危機を救った!」とまで語った。
昼食会で出会ったスティーブン・スピルバーグとトム・クルーズ 引用元:VIA ASSOCIATED PRESS
スティーブン・スピルバーグ監督は、1986年のヒット作の待望の続編で「 真面目な話、”トップガン マーベリック”は劇場配給業界全体を救ったかもしれない。」とビデオの中でトム・クルーズに語った。
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