90年代からメグ・ライアンと仕事をしてきたヘアスタイリストのサリー・ハーシュバーガーが、彼女の象徴的なヘアスタイルを手に入れる方法を雑誌の記者に語っている。
サリー・ハーシュバーガー(Sally Hershberger)
1961年生まれ
出身地 カンザス州
国籍 アメリカ
職業 セレブリティ・ヘアスタイリスト
ナショナルサロン、シグネチャーヘアカット、ヘアプロダクトで知られるサリー・ハーシュバーガーは、アメリカ人ヘアスタイリストで、両東海岸にサロンを構え、数種類のヘアケア製品を展開している。彼女はメグ・ライアンの特徴であるチョップドスタイル(髪を束ねて切ったようなザックリした毛束感のあるカット)の髪型「サリー・シャグ」を生み出し、Bravoのリアリティ番組『Shear Genius』に出演したことでも知られている。
TVシリーズ『Lワード』のシェーン役は、ハーシュバーガーをモデルにしていると噂されている。
生い立ち
カンザスで生まれた彼女は、高校卒業後にカリフォルニアに移り住んだ。18歳になったとき、母親から「自分の人生で何かをする必要がある」と言われた彼女は、ヘアカットを始めた。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、アーサー・ジョンズのもとでヘアスタイリストとして働き始めた彼女は、オリビア・ニュートン・ジョンのツアーに同行することになり、「彼女のキャリアを後押しした」という。
キャリアハーシュバーガーは、メグ・ライアンのシャギーヘアカットを手がけた。 また、『ヴォーグ』誌に掲載された記事のために、ファーストファミリー(オバマ夫妻)のヘアをスタイリングした。 ジョン・フリーダ・プロフェッショナル・ヘアケアの元社長であるゲイル・フェデリシによると、これらのヘアケア製品は、会社の年間売上1億2000万ドルのうち、5000万ドルをもたらした。
「ウィキペディア(英語)」より引用
「The Meg」 の愛称で親しまれているメグ・ライアンの象徴的な90’sヘアカットのファンは、彼女がこの秋の最新プレスツアーで質感のあるボブを取り入れたことに大きな喜びを示した。
彼女は10月末にセス・マイヤーズとレイト・ナイトに出演し、ファンはすぐに彼女の新しいヘアスタイルが彼女の有名な90年代の髪を呼び戻すようであることに気づいた。メグ・ライアンのヘアスタイリストであるサリー・ハーシュバーガーは、彼女の新しいヘアスタイルが「メグ」への郷愁をこれほど呼び起こすとは思っていなかったと語っている。
レイト・ナイト(Late Night)とは?
レイト・ナイトは1982年からNBCで放送されているアメリカの深夜トーク&バラエティ番組。これまで4人の男性が司会を務めた: デヴィッド・レターマン(1982-1993年)、コナン・オブライエン(1993-2009年)、ジミー・ファロン(2009-2014年)、セス・マイヤーズ(2014年-現在)である。番組の各繰り返しは、そのホストを中心に構築され、タイトル、タイムスロット、ネットワーク以外の明確なアイデンティティを維持している。現在までに最も長く司会を務めたのはオブライエンで、1993年9月から2009年2月までの約16年間、『Late Night with Conan O’Brien』の司会を務めた。
「ウィキペディア(英語)」より引用
2023年10月31日、「Late Night With Seth Meyers」に出演した時のメグ・ライアン
「彼女の髪型がどれだけ大事だったか、すっかり忘れていたわ。計画的ではなかったんです。」とハーシュバーガーは言う。
しかし、彼女の90年代の髪型を再現したとは思わないでほしい。ハーシュバーガーによれば、”気取らない”ヘアスタイルはメグ・ライアンの2023年のヘアスタイル特有のものだと言う。ハーシュバーガーが、ファンのためにそのテクニックを伝授してくれたので、メグ・ライアンの象徴的なヘアスタイルのファンは彼女の髪型を再現してみよう。
メグ・ライアンの毛束感の秘密は、ハーシュバーガーのヘアケア商品「24K Supreme Body Volumizing Mouse」とピンカールだ。まず、ムースを手に髪の一部を巻き、ピンカールで固め、彼女のヘアケア商品のテクスチャライジングバームを使って、よくかきあげて質感を出す。最後の仕上げは、同ブランドのテクスチャライジングペーストを、もう少し質感を出したい部分に加える。
“The Meg”の愛称は1995年の映画「フレンチ・キス」の撮影現場で生まれた。ハーシュバーガーによれば、この映画の中でメグ・ライアンが見せた乱れたヘアスタイルはすぐに人気を集め、女性たちの共感を呼び、瞬く間に人気を博した。
「フレンチ・キス」
「フレンチ・キス」(French Kiss)は、1995年のアメリカ映画。
フランスを舞台にくり広げられるメグ・ライアン主演のロマンティック・コメディ。劇中ではフランス俳優のフランソワ・クリュゼが詐欺師役を演じた。最初反発心を覚えさせるフランス男をアメリカ人のケヴィン・クラインが演じているが、フランス語を披露し、しかもエンディングの「ラ・メール」も彼自身が歌った。ローレンス・カスダン監督とケヴィン・クラインのコンビは5度目である。あらすじ
真面目で優しい医師で恋人でもあるチャーリー(ティモシー・ハットン)と婚約中のケイト(メグ・ライアン)は、突然幸せの絶頂から奈落の底へ突き落とされる。何とチャーリーから電話で”好きな女性ができてしまったから君と別れたい”と言うのだ。当然、今までどこにも一切の落ち度なくやってきたケイトはショックで、当然納得がいくわけがない。彼の突然の心変わりに困惑しながらも、パリへ行って恋人の奪回を決意するが、ケイトは飛行機が大の苦手だった。機内では彼を奪った憎っくきフランス人女と同じフランス語を喋るフランス男と同席する破目に。しかもその男(ケビン・クライン)は婚約者と正反対の無骨で無神経な男だったから増々フランス人が大嫌いになるばかり。フランスに着いたら着いたでそこでもトラブル。何とチャーリーと彼を奪った美しいパリジェンヌと一緒にエレベーターに乗っている決定的現場を見てしまい、ショックで気絶している間にスリには遭うわで、てんやわんや。パリで次々とケイトに襲い掛かる災難。そこへまたあの男が現れるが・・・。
「ウィキペディア」より引用
1995年、「フレンチ・キス」のプレミアでのメグ・ライアン
「当時、空港に行くと、100万人のメグ・レディが歩き回っていたわ。」 と、ハーシュバーガーは言う。
ハーシュバーガーは、90年代初頭に「ハーパーズ バザー」の写真撮影でメグ・ライアンと出会って以来、2人は常に映画でコンビを組み、一緒に世界中を旅してきた。ハーシュバーガーによると、メグ・ライアンはただ 笑って楽しむことが大好きな人だと言う。
ハーパーズ バザー
ハーパーズ・バザー(Harper’s Bazaar)は、アメリカの女性ファッション月刊誌。1867年11月2日、週刊誌「ハーパーズ・バザー」としてニューヨークで創刊された。ハーパーズ・バザーはハースト社によって発行され、「カジュアルからクチュールまで、最高のものをいち早く買い求める女性たち」のためのスタイル・リソースであると考えている。
1867年に米国初のファッション誌として創刊されて以来、創刊編集者であり作家・翻訳家のメアリー・ルイーズ・ブースをはじめ、数多くのファッションエディター、写真家、イラストレーター、作家などの才能が誌面を飾ってきた。
ハーパーズ・バザーの読者層は20代から60代までと幅広い。その目標は、読者がファッション雑誌で目にするものにお金を使い、最高の気分と見た目になるよう影響を与えることである。
ハーパース・バザーが毎年開催するアイコンズ・パーティーでは、お気に入りのセレブリティが最高のルックスを披露する。このイベントはファッション界の定番となっている。ハーパース・バザーの本社は、ニューヨーク・マンハッタンのミッドタウン、コロンバスサークルに近いハースト・タワー、300 West 57th Street、または959 Eighth Avenueにある。
現在の米国版編集長はサミラ・ナスルである。
「ウィキペディア(英語)」より引用
2023年10月25日、ロサンゼルスの「ジミー・キンメル・ライブ」に登場したメグ・ライアン
ハーシュバーガーによれば、美容院の椅子でストレスを感じることもある私たちとは大違いで、メグ・ライアンは見た目を変えることに関してはかなりのんびりしていると言う。
ハーシュバーガーは続けてこう言った。「彼女は台本にとても夢中で、一緒に撮影しているときは仕事に集中しているわ。彼女は自ら”私、この髪型が好き!”とは言わないわ。彼女は時々、”あら、私の髪、素敵ね。素晴らしいわね。”って言うことがあるぐらいね。」
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