女優のブライス・ダラス・ハワード(42)が雑誌の記者にハワード家の休日計画を語り、監督の父が最も愛した映画のいくつかを語る。
ブライス・ダラス・ハワードとロン・ハワードが2020年ヴァニティ・フェア・オスカー・パーティに出席
引用元:WireImage
ブライス・ダラス・ハワードの人生は、まるで映画の世界から飛び出してきたかのようだが、それは彼女の父親が監督した映画によるものだ。
名監督ロン・ハワードの長女であるブライス・ダラス・ハワードは、現在6人の子供たちがいるハワード一家と過ごす休日は、まさに1989年に父親が監督した俳優スティーブ・マーティンの名作映画「Parenthood(ペアレントフッド)」と全く同じように感じると雑誌の記者に語っている。
映画「Parenthood(ペアレントフッド)」
「Parenthood」(邦題:バックマン家の人々)は、スティーヴ・マーティン、トム・ハルス、リック・モラニス、マーサ・プリンプトン、キアヌ・リーブス、ジェイソン・ロバーズ、メアリー・スティーンバージェン、ダイアン・ウィーストら豪華キャストが共演する1989年のアメリカのファミリー・コメディ・ドラマ。
監督はロン・ハワードで、彼は脚本家のローウェル・ガンツとババルー・マンデルとともにストーリー開発に協力した。この映画の多くは、ハワード、ガンツ、マンデル、そしてプロデューサーのブライアン・グレイザーの家族や子育ての経験に基づいており、4人の間には少なくとも17人の子供がいる。主要撮影はフロリダ州オーランドとその周辺で行なわれ、いくつかのシーンはフロリダ大学で撮影された。アカデミー賞2部門ノミネート: ダイアン・ウィーストが助演女優賞、ランディ・ニューマンが “I Love to See You Smile “で歌曲賞にノミネートされた。
この映画は1990年と2010年にNBCでテレビシリーズ化された。第1シリーズは1シーズンで打ち切られたが、第2シリーズは6シーズン放映された。
内向的で悩み勝ちなな息子を抱えたS・マーティンとM・スティーンバージェン夫妻、3歳の娘の英才教育に執心のR・モラニス夫妻、2人の問題児に悩むD・ウィースト、一攫千金を夢見て大人になれないT・ハルス、そして彼らの父親J・ロバーズを含めたアメリカの中流家庭バックマン一族の日々を笑いと哀愁で綴ったハートウォーミングなファミリー・ドラマ。
「ウィキペディア(英語)」より引用
「クリスマスの休日の時期をハワード家の親戚たちと過ごすことは、まるであの映画”Parenthood”のストリートにそっくりなんです。いやほんと、全く同じ… といっても過言ではありません。映画に出てくる大人たちほどハワード家の大人たちはめちゃくちゃじゃないけど、あの映画に出てくる家族としてのまとまりのない時期や、みんなが愛情に包まれているなかで、仲が悪くなったり、また仲直りしたり、みたいな、ああいうところがね。」と、彼女は付け加えた。
大家族みんなで父親のロン(69歳)の誕生日のお祝いできるように、父親が映画の撮影をしているオーストラリアで、今年は家族全員で山登り旅行に出かけており、「美しくて温かい場所で、クッキー作りなどをしています。 」と彼女は語った。
ブライスと彼女の3人の兄弟、双子のジョセリン・カーライルとペイジ・カーライル(38歳)、リード・クロス(36歳)、そしてそれぞれの家族の間では、子供たち中心の生活だと、彼女は付け加えている。
キアヌ・リーブス、ホアキン・フェニックス、メアリー・スティーンバージェンらが出演した映画「Parenthood」を父親が撮影していた時、彼女は7歳だった。それは初めて公式にエキストラになることを許された撮影現場だった。「当時の経験は素晴らしかったわ。」と彼女は言い、マーティンの圧倒されたキャラクターがジェットコースターに乗っているように感じる学校の劇のカオスなシーンなど、いくつかのシーンに出演したことを明かした。
ブライスはこの映画について、「結局のところ、この映画は大家族の一員であることの素晴らしさと不思議さを称賛している物語なのです。」と語っている。
この時期、ブライスが気になるのは映画「Parenthood」だけではない。彼女の父親は、2000年に実写映画化されたジム・キャリーのコメディ映画「How the Grinch Stole Christmas(邦題:グリンチ)」も監督しているが、家族全員がこの作品を実際に見ることはなかったと彼女は言う。
映画「How the Grinch Stole Christmas(邦題:グリンチ)」
「グリンチ」(原題: How the Grinch Stole Christmas)は、2000年のアメリカ映画。クリスマスの物語である。ドクター・スース(Dr. Seuss、本名セオドア・スース・ガイゼル)が1957年に刊行した児童向け絵本『いじわるグリンチのクリスマス』(How the Grinch Stole Christmas!) が原作。
特殊メイクはリック・ベイカーが担当。アカデミー賞ではメイクアップ賞を受賞した。
「ウィキペディア」より引用
人間もクリスマスも大嫌いなグリンチは、眼下のフーヴィルの町に住む人々がクリスマスの到来に浮かれているのが気に入らない。グリンチはフーヴィルから何とかしてクリスマスを盗んで人々を失意のどん底にたたき落としてやろうと計略を巡らせる。
「私たちは皆、自分の仕事について少し恥ずかしさを感じるものなの。だから、自分たちの作品や愛する人の作品を観るというのは一般的ではありません。とても、とても、とても奇妙なことなのです。」と彼女は言う。
映画「グリンチ」は、ニューヨーク大学に通い始めたばかりだった彼女にとって、父親の映画の中で最も興味がなかった映画の一つだった。しかし、彼女はユニバーサル・スタジオ・ロットの敷地内にあるWhoville(グリンチがクリスマスを盗みに行く小さな架空の村)の印象的な精巧な背景は覚えているという。
ユニバーサル・スタジオ・ロット
ユニバーサル・スタジオ・ロット (Universal Studios Lot) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のユニバーサル・シティに建っているテレビおよび映画のスタジオであり、ユニバーサル・ピクチャーズの親会社であるコムキャストの完全所有子会社であるNBCユニバーサルを通じて所有されている。
1915年3月15日、カール・レムリは、サンフェルナンドバレーの約230エーカーの土地にユニバーサル・スタジオを開設し、本社付近を「ユニバーサル・シティ」と呼んでいる。数十年にわたって、多くのテレビ番組や映画がユニバーサル・スタジオ・ロットで撮影された。これには、『サイコ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』、 『パーフェクト ストーム』、『ワールド・オブ・ウォーズ』などがある。また、サウンドステージと建物施設を追加することで拡張する計画をしている。
「ウィキペディア」より引用
「私はただ畏敬の念を抱いていたことを覚えています。」と、フーヴィルのシーンの背景にエキストラとして参加したブライスは振り返る。そして彼女は、人工装具を装着してフー役に変身した経験を懐かしく思い出している。「姉と母と親友と一緒にやりました。だから本当にばかげていて、ばかばかしいことでした。」と彼女は言う。
今年ブライスは、コルム・ミーニー主演のコカ・コーラのクリスマス短編映画「The Note」を監督し、クリスマス気分に浸った。最近、ディズニー+シリーズの「ザ・マンダロリアン」の3エピソードも監督した彼女は、「ハッピーデイズ」で有名になった父親のように、演じることと監督としての仕事が大好きだと言う。
『マンダロリアン』 シーズン3 | 予告編 | Disney+(ディズニープラス)
引用元:Disney+ (ディズニープラス)
「ハッピーデイズ」
引用元:Happy Days Wiki is a FANDOM TV Community
「ハッピー・デイズ」は、1974年1月15日から1984年7月19日までABCネットワークで初回放送されたアメリカのテレビ・シチュエーション・コメディで、11シーズンにわたって30分番組255エピソードが放送された。ギャリー・マーシャルが制作し、1970年代に最も成功したシリーズのひとつである。
このシリーズは、1950年代から1960年代初頭のアメリカ中西部の生活を理想化したビジョンを提示し、リッチー・カニンガム役のロン・ハワード、彼の友人であるフォンジー役のヘンリー・ウィンクラー、リッチーの両親であるハワードとマリオン・カニンガム役のトム・ボズリーとマリオン・ロスが出演した。このシリーズは、ハワード、ロス、アンソン・ウィリアムズ主演の売れ残りのパイロット版として始まり、1972年にABCのアンソロジー番組「Love, American Style」の「Love and the Television Set」(後にシンジケーション用に「Love and the Happy Days」と改題)というセグメントとして放映された。
このパイロット版をもとに、ジョージ・ルーカス監督が1973年の映画「アメリカン・グラフィティ」の主役にハワードを起用したため、ABCはパイロット版に再び関心を持つようになった。「ハッピー・デイズ」の最初の2シーズンは、”無邪気なティーンエイジャー “リッチー・カニンガムとその家族、高校の友人たちの経験とジレンマに焦点を当て、”思春期を振り返る切ない気持ちを正直に描く “ことを試みた。当初はそこそこの成功を収めたが、第2シーズンから視聴率が下がり始め、マーシャルが番組を再編成するきっかけとなった。新しいフォーマットは幅広いコメディに重点を置き、「クール」なバイカーで高校を中退したフォンジーという、以前はマイナーだったキャラクターにスポットライトを当てた。この変更後、「ハッピー・デイズ」は1976年から1977年にかけてテレビ界でナンバーワンの番組となり、フォンジーは1970年代に最も商品化されたキャラクターの1人となり、ヘンリー・ウィンクラーは大スターとなった。
「ウィキペディア(英語)」より引用
「私は監督業が大好きで、それは演技と同じくらい私にとって重要なことです。そして、人生の10年ごとに、幸運にもその両方を経験できることを願っています。」と彼女は言う。
引用元:Getty
生年月日:1981年3月2日
出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
職業:女優・監督
活動期間:1989年~現在
配偶者:セス・ガベル(2006年~)
著名な家族 父:ロン・ハワード、祖母:ジーン・スピーグル・ハワード、祖父:ランス・ハワード、叔父:クリント・ハワード
ブライス・ダラス・ハワード(Bryce Dallas Howard)は、アメリカ合衆国の女優、テレビドラマ監督。
生い立ち
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ミドルネームのダラスはテキサス州ダラスに由来している。父親は映画監督のロン・ハワード、母親は女優のシェリル・ハワード。叔父はクリント・ハワードで、祖父はランス・ハワードである。双子の妹(ジョスリン、ペイジ)と弟(リード)がいる。妹のペイジ・ハワードも女優となった。
幼い頃はコネチカット州グリニッジで過ごす。高校時代は演劇キャンプに参加。ニューヨーク大学で演技等を学び、舞台女優としてシェイクスピアやチェーホフの舞台に立っていた。
キャリア
幼い頃から父親の監督作品にはブライス・ハワード(Bryce Howard)名義で出演していたが、本格な映画出演は2004年公開の『ヴィレッジ』で、この映画で主役の座に抜擢。後に同作と同じくM・ナイト・シャマランが監督した2006年公開の『レディ・イン・ザ・ウォーター』に出演。
2006年にはアルフレッド・モリーナ主演の短編映画を監督している。また、同年にはケネス・ブラナーが監督したシェイクスピアの戯曲『お気に召すまま』でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)にノミネートされた。
2007年公開の『スパイダーマン3』ではグウェン・ステイシーを、2009年公開の『ターミネーター4』ではケイト・コナーを演じた。
2015年、大ヒット映画『ジュラシック・ワールド』でクレア・ディアリングを演じ、知名度が大幅アップした。2018年の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でも続投した。
2019年、『マンダロリアン』で本格的に監督としてデビュー。なお父であるロン・ハワードは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で監督を務めており、親子でスター・ウォーズシリーズに監督として参加している。
私生活
2006年6月17日に約5年間の交際を経て、俳優のセス・ガベルと結婚。2007年2月16日に長男(セオドア・ノーマン・ハワード=ガベル)を出産。2012年1月19日に長女(ベアトリス・ジーン・ハワード=ガベル)を出産。
『ヴィレッジ』で共演したホアキン・フェニックスの影響でベジタリアンになる。
『スパイダーマン3』で共演したキルスティン・ダンストやナタリー・ポートマン、ジェイク・ギレンホールと親しい間柄。
「ウィキペディア」より引用
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