ビヨンセはブラジルにやってきたが、BeyHive（ビヨンセ）はミュートチャレンジでファンの無言を抑えることができなかった。
BeyHiveとは？
BeyHive（蜂の巣を意味するbeehiveと掛けているとも）は、ミュージシャンのビヨンセの熱心なファンの人々を指すのに使われる用語である。この用語は、メディアやファン自身によって一般的に使用されている。
BeyHiveという用語は、ビヨンセのファンを指すのに使われる。ビヨンセのファンは、特に自分自身を熱狂的なファンとして見ている場合、自分自身を親しみを込めて呼ぶためにこの名前をよく使う。BeyHiveという用語は、ビヨンセと彼女の熱心なファンの人々に関する報道でもよく使われる。
例：ビヨンセは昨夜ロサンゼルスでライブを行ったが、BeyHiveは大盛況だった。
そんなBeyHiveには著名人も多いことで有名。アデル、ゼンデイヤ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、ケイティ・ペリー、THE BOYZのケビン、大坂なおみ、ミシェル・オバマなど、“ビヨンセ愛”を表明するセレブは音楽業界からスポーツ選手、政界までと幅広い。
「Dictionary.com」より引用
2023年6月27日、ポーランド・ワルシャワのPGE Narodowyで開催された「RENAISSANCE WORLD TOUR」のステージでパフォーマンスするビヨンセ 引用元：WireImage for Parkwood
2023年12月21日、42歳のQueen Bey（女王蜂＝ビヨンセ）は、ブラジルで公開されるビヨンセの映画「RENAISSANCE（ルネッサンス）」を記念したサプライズプレミアイベントに登場した。ポップ界のスーパースターは、「クラブ・ルネッサンス」と題されたファンイベントと上映会で公開を祝い、バイーア州サルバドールのコンベンションセンターのステージからファンに語りかけ、ツアーの伝統の一つも披露した。
2023年12月21日、ビヨンセがクラブ・ルネッサンスのイベントにサプライズで登場し、サルバドール（BA）を騒然とさせた 引用元：Getty
グラミー賞受賞者であるビヨンセは、きらびやかなシルバーの床まであるガウンに身を包み、ブラジルのファンと一緒にミュートチャレンジに挑戦している映像をファンが撮影した。しかし、その映像では、彼女が曲「Energy（エナジー）」の「Look around, everybody on mute（周りを見てちょうだい みんな無言よ）」という歌詞を歌ったとき、観客は興奮しすぎて、ルネッサンス・ワールド・ツアーのスタジアムのように無音にならなかった。
ファンが録画したビデオによると、ビヨンセがこのセリフを一度歌うと、観客は悲鳴を上げ続け、彼女にもう一度歌わせたという。観客が歓声を上げ続けて2度目のチャンスを逃すと、ビヨンセは思わず笑わずにはいられなかった。
ミュートチャレンジとは？
「Everybody on Mute」と呼ばれるミュートチャレンジとは、ビヨンセの歌う歌詞に合わせて会場内が一斉にフリーズしたようなポーズを取るというもの。
このチャレンジはビヨンセの「RENAISSANCE」に収録されている「ENERGY」という曲の「Big wave in the room, the crowd gon’ move / Look around, everybody on mute」という歌詞に合わせてポーズをとるもの。ライブ中のやり方としては次に繋がる「Look around, it’s me and my crew」と歌い出すまでフリーズする。
ミュートチャレンジはソーシャルメディアを席巻し、ビヨンセのコンサートの参加者たちが、彼女の “Energy “のパフォーマンス中、最も静かな観客という非公式なタイトルを競い合った。
「Look around, everybody on mute」という歌詞を歌った後、ビヨンセ、彼女のパフォーマー、そして何千人もの観客が、スタジアムの静寂を目標に、全員フリーズする。数秒の沈黙の後、ビヨンセは歌を再開する。
「NBCUniversal Media」より引用
観客は、ビヨンセが壇上で、南米の国で新作映画のプレミアを開催することがなぜ彼女にとって重要なのかを説明する映像も捉えていた。
デスティニーズ・チャイルドの卒業生であるビヨンセはこう語った。「ブラジルのファンをとても愛しているので来ました。ここバイーア州で開催することは、私にとってとても重要だったの。ルネッサンスは自由を意味する。美しさ、喜び、立ち直る力、あなたたちのすべて。ここに来られてとても光栄だし、皆さんの美しい顔を見ることができてとても幸せです。とても愛しているわ。」
ビヨンセは最後にファンに感謝し、ルネッサンス・トラックの “Alien Superstar “について言及して締めくくった。彼女はこう言った。「あなたたちは唯一無二の存在。ナンバーワンでオンリーワンよ、バイーア！」
イベント後、ビヨンセはインスタグラムでその夜の写真を公開した。ピースサインを掲げるキュートな自撮り写真、ブラジル国旗を振る2ショットを含むカーペット上でのポーズ、そしてクラブ・ルネッサンスのステージでバイーア国旗を手に微笑む2ショットを公開した。最後に撮影された写真には、機内でリラックスしている彼女の姿が写っていた。彼女はまだガウンを着ており、長い生地とフードを横に掛けていた。彼女は笑顔で、この夜を喜んでいるように見えた。
2023年12月21日木曜日、彼女がインスタグラムのbio（プロフィール欄）を「📍Salvador, Bahia, Brazil（サルバドル、バイーア、ブラジル）」と変更したことで、ファンは彼女がブラジルでのプレミア上映に向かっているのではないかと疑った。プロフィール欄のもったいぶった変更に加えて、彼女はインスタグラム・ストーリーに、ルネサンス期の象徴的な銀色の馬（愛称ルネー）が飛行機から顔を出している楽しい写真も投稿した。
ビヨンセの映画が、2023年12月1日にアメリカをはじめとする世界各国の映画館で公開された後、数週間を経てブラジルで劇場公開される。
ビヨンセは、大絶賛され、記録を塗り替えた2023年ワールドツアーとその舞台裏を記録したこの映画を、2つのプレミアイベントで祝った。
ビヨンセはまず11月25日、ガブリエル・ユニオン、ジャネル・モネイ、ケリー・ローランド、リゾ、ロリ・ハーヴェイ、ウィニー・ハーロウなど豪華なゲストを迎えたロサンゼルスのプレミアに初登場した。
その数日後、彼女はロンドンでのワールドプレミアにも出席した。出席者の中にはテイラー・スウィフトの姿もあり、ビヨンセが10月にスウィフトのコンサート映画のプレミアに出席した後、同じポップ界の象徴的存在である彼女への応援を示した。
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